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「地域商社」
グループ
メンバー対談
村瀬 聡
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田窪 里佳
地域のために、
これまでにないワクワクを。
「脱・銀行」を掲げ、金融の枠を超えたさまざまな取り組みを進めるOKB。その代表的な取り組みの一つが「地域商社」グループです。
例えば、セレクトショップを運営する企業とスーパー銭場を全国展開する企業の連携を実現し、新たにオープンする温浴施設などで扱うオリジナルアイテムの開発を支援したり。港湾土木事業会社と機能商品メーカーを結び付け、ノベルティ制作を支援したり。女子大学に高級織物ブランドを扱う企業を紹介し、記念ハンカチの作成を支援したり――。これらはほんの一例で、既に数多くのプロジェクトが実現しています。
しかし、これらの具体例を知ってもなお、「地域商社って、つまりどういうこと?」「なぜ銀行が取り組むの?」という疑問がわいてくるのではないでしょうか。そこで、地域商社の専任担当チームの2人に話を聞きました。
アイディアを出して付加価値を高め、新しい市場に導いていく。
地域商社とはどのような取り組みでしょうか。
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田窪
新しい取り組みですから、学生の皆さんにとってはきっと、つかみどころがないですよね。私も最初は同じでした。
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村瀬
私も専任部署の立ち上げメンバーとして配属が決まった時、まず「商社とは何か」を調べました。商品やサービスの付加価値を高め、新しい市場に導いていくこと。それが商社業務の一つの形です。
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田窪
地域商社では、その起点が地域になります。
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村瀬
そう、つまり地域商社とは、地域固有の魅力的な商品やサービスを発掘し、さまざまなノウハウ・知見を持ったパートナー企業と連携したりして付加価値を向上させ、販路拡大を支援する。それをお客さまの成長と地域の発展につなげていく――このような取り組みです。
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田窪
かみ砕いて言えば、お客さまと地域の発展のために新たな視点を提供し、新たな商流を生み出すようなことに取り組む、そういう仕事だと思ってください。
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村瀬
OKBでは以前から「OKBブランド戦略」と称して、さまざまな地元企業とのコラボ商品による地域創生を推進してきました。近年、地方銀行による地域商社が増えていますが、OKBは地域商社という言葉が生まれる前から、それに近い取り組みをいち早く進めてきたわけです。
お客さまをより深く知ることが重要な仕事。
地域商社とビジネスマッチングの違いは何でしょう。
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村瀬
ビジネスマッチングとは、新たな販売先や仕人先、事業多角化に際してのパートナー企業等を紹介し、売上拡大やコスト削減等、お客さまの業績向上をサポートするサービスです。それに対して地域商社とは、地方創生や地域経済の活性化のため、地域企業の商品開発やブランディング、販路開拓などを支援する取り組みです。
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田窪
だから、お客さまの事業や商品・サービスを理解する「深度」も違うと思います。商品開発、マーケティング、ブランディング、販路開拓、全てに関わるのが地域商社です。
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村瀬
よりたくさんの情報を通じて、世の中の動きを把握することも重要ですね。
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田窪
はい、企画を立案する上で欠かせません。地域商社グループへの配属後は、テレビ、インターネット、新聞など、さらには友だちとのおしゃべりの時も企画につながる情報の獲得を常に意識するようになりました。
どんなときにやりがいを感じますか?
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田窪
お客さまから「自分たちでは思い付かなかったことが実現できました。ありがとう」と言っていただけた時は、とても大きなやりがいとうれしさを感じました。このような喜びを各支店のOKB社員にも味わってほしくて、地域商社機能の発揮につながるような発想を社内全体に浸透させていく施策も、今後進めていきたいと考えています。
若い人たちの発想や考え方が
欠かせません。
学生の皆さんに「ぜひこれは伝えておきたい!」ということはありますか。
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村瀬
「地域の発展のために何かしたい」という思いを持っているなら、まさしく地方銀行こそがマッチしていますよ、と伝えたいですね。地域の企業を一番良く理解しているのは地方銀行ですから。
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田窪
各企業の財務状況から、どのような取引先と、どのような事業を展開しているかまで、細かく把握しているのが地方銀行です。
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村瀬
そうした地方銀行ならではのアドバンテージを、地域商社の取り組みによって、これからはもっと有効活用できると思います。最初は「なぜ地方銀行が地域商社を?」と思われたかもしれませんが、実は地方銀行こそ、地域商社に取り組むべきなんです。
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田窪
銀行の仕事は学生の皆さんの想像以上に幅広いですよ。特にOKBは銀行の枠にとらわれずに新しいことにチャレンジする風土が伝統的に根づいています。私自身、今の仕事を通じてそのことを実感しています。
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村瀬
地域に新しいステージのサービスを届けていくことが、OKBにとってこれからも大事になっていきます。その動きを活性化させるためには、各支店での日々の活動もそうですし、若い人たちならではの発想や考え方が欠かせません。
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田窪
どの職場でも自分次第で若いうちからいろんなことにチャレンジできます。ぜひ一緒に地域の発展を支えましょう!
PROFILE
村瀬 聡
法人営業部 地域商社グループ グループ長
入社21年目(取材時)[卒業学部]経済学部卒
入社後、法人・個人のお客さまへの渉外担当としてキャリアを重ねる。その後、外部企業に出向し、事業・商品の企画業務を経験。2019年、地域商社グループ発足時に立ち上げメンバーとして異動。以来、地域商社グループをリードし続けている。
田窪 里佳
法人営業部 地域商社グループ
入社7年目(取材時)[卒業学部]総合政策学部卒
入社後、窓口業務を担当。ライフプランやニーズに合った金融商品をお客さまに提案してきた。入社4年目に地域商社グループ発足と同時に異動。地域のお客さま、連携パートナー、OKBの三者それぞれにメリットが生まれる企画の立案と提案に日々取り組んでいる。