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WORKOKBの仕事

07本部の仕事

市場金融部

西脇 尚弥

入社4年目(取材時)[卒業学部]経済学部卒

変動する市場に向き合い、
戦略を実行する醍醐味がある。

私の仕事

銀行の資金を市場で運用する方法として、主に「債券」「株式」「投資信託」などがあります。そうした資産運用を専門的に行っているのが私たちの部署です。私は「債券」の担当者として、国債、地方債、財投機関債などで運用を行っています。
債券の収益には、クーポンから得られる利息収入と保有債券を売却した時に得られる売却益があります。収益獲得のため日々売買を繰り返しながら、それに伴い変化するポートフォリオ(保有資産の構成)の内容をチェックし、将来の金利の推移を見据えたポジション調整を行うことで理想的なリスク・リターンのバランスを追求しています。また、それを実現するために情報収集や分析を行い、相場観を養うことも業務の一環です。

仕事の達成感を感じる場面

ディーラー業務のやりがいは、「いつ、どんな価格で売り買いするか」を自分で考え、そのオペレーションを実行できることです。今後金利は上がるのか、下がるのか。それを金融・財政政策や経済状況などの情報を参考にシナリオを描きます。しかし、戦略を立てたとしても、当初の計画通りにオペレーションを実行するのは容易ではありません。市場の価格は常に変化しており、一瞬にして相場が変わったり、想定通り動かないことは往々にしてあります。そのような状況下では「もしかしたら投資するタイミングを間違ったのでは・・・」と不安がよぎることもあります。そうした難しさのある仕事だからこそ、自分の戦略を実行して、それが成功した時は大きな手応えを感じます。

今、挑戦していること

日々、市場の分析能力や相場観を養うため知識の習得に努めています。
たとえば、アメリカの大統領選挙の際には、選挙に勝った候補者がどんな政策を実施していくのかによって、相場環境が大きく変わることがあります。私たちに求められるのは、そうした相場の転換期となり得るニュースに瞬時に反応できるよう、正しい知識と対応策を準備しておくことです。そのために、本やレポートを読んだり、アナリストの方から現地の情報を仕入れたりして「選挙の結果が債券市場にどのような影響を与えるのか」足元の市況を踏まえた上で、見通しを立てておく必要があります。もちろん、知識があっても相場を読むことは困難ですが、知識がなければニュースに反応することすらできません。情報収集を習慣化し、一つひとつの情報を自分の仕事に結び付けて考えることを心がけています。

入社希望の方に一言

OKB大垣共立銀行には、社員の学ぶ姿勢に応えてくれる、とても有意義な制度がたくさんあります。私は研修制度の一つを利用して、入社3年目の時にロンドンを1週間訪問しました。目的や行き先を自分で考えて申請できる制度だったため、私は現地のトレーダーの方から欧州の経済状況などを教えていただき、見聞を広げることができました。

一日の流れ

会社の制度を利用して訪れたロンドンの街並みです。外の世界を知ることは、仕事以外にも良い影響を与えてくれることを実感した良い機会でした。ここで受けた刺激を、今も仕事の活力にしています。

休日に行うことと言えば、ゴルフです。週に一度は練習場に行きます。同期のメンバーや地元の友だちと一緒に行くことが多いですね。体を動かすことが、良いリフレッシュになっています。